約二年ぶりに福島へ
ほぼ春なのだが、やはり北国、夜になるとさすがに寒い
私のいろんな原点となっているこの街
複雑な想いを湧き返すこの街
福島デスティネーション、と銘打って観光客を招こうとしている
この街が安全なのか、否か
正直わたしにはわからない、たぶん、誰にもわからないんだろうと思う
でも、とにかくこの街には人が住んでいて、この街を愛している
いろんな事実が私の頭と心をかき回す。
ここで暮らす友人に会いに行く
工芸の世界に入るキッカケをもらった
いつも歓迎してくれる、とても愉快で心地よい時間をいただく
気が合うとか、楽しいとか、そういった関係だけではない、
人生の刺激をくれるという意味で、良き友人。
彼の人がら溢れる優しい作品
いつ来ても変わらない風景
絶対的安全が昔話になってしまったこの国で
なにが危険なのか、を判断するのは個人ひとりひとり
判断の基本は種々の情報だけど、一番考慮にいれたいのはやはり
自分たちの次の世代に渡す世界。
自分たちの前の世代が命をかけて守ってくれたこの世界
どんな世界を残してあげるべきなのか。
福島の人たちが、本気で自分たちの故郷を愛している姿をみて美しいと思った。
たぶん、皆そうなんだと思う
この国を大事にしたいと思ってる。
大事にしたいなら、理念だけでなく、地味(地道)な行動から。
”あなたの理念は立派だけど、普段の言動が伴ってないよね”
今回の旅の終わり頃、東京で言われた痛恨の一言。
胸に刻み込んでまた一歩。また一歩。。。



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