若い頃にサーフィンを始めてからずっと憧れていた、海辺の生活。
サーフィンはできないけど、ビーチまで五分。
新しい場所で、新しく繋がる人々はみないい人ばかり。
困った時にはすぐ相談できる相手がすぐ側に居る。楽しい飲み屋も歩いて行ける。
生きていく上で一番大事なものを、いともたやすくこの地で授かった。
若い頃には、この大事な物を欲して必死にあがいていたのが、遠い夢のよう。
今のこの恵まれた状況に慢心しないよう、
つまらぬ事につまづいて自分にケチをつけぬよう、毎日のご縁に感謝して、一歩一歩と。
日々を楽しみながら生きて行こう。
海の上に広がる空と、そこを吹き抜ける気持ちいい風と、時々届く牛糞の香り。
自然の中にこそ、居場所あり。つまりはどこでも居場所か。